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ベリィロウ ( 2014 / 09 / 18 )

多分、僕たちは淡く溶け出した青さを見捨てられずにいるのです。
埃をかぶって嘘で繕った思いを、引き摺るだけの今でも。
白けきった彼らは、駄目だよって笑う素振りで捨てた。大人になった。
恥ずかしくない様に。はみ出さない様に。笑っているの？僕らを。

たぎる熱量はぬるい馴れ合いと一緒に、ずっと続くと思っていた。
夢みたいな話さ、透き通るあの青さは死んだ。
声を聞かせて。はみ出していいから。吐き出してたいのさ。

子供ぶった僕らは糞みたいな彼らのことを、
大人ぶった彼らは糞みたいな僕らのことを、見下す。
最後は一緒。なくなっていくから。消え去っていくから。
笑っているの？僕らを。笑っているの？僕らも。

You may( 2014 / 05 / 30 )

私の肩を離してください。夢見る朝に、怒鳴られている。
ほんの少しの憧れさえも、通す事なく死んでいくのか。
ごめんね。やっぱり、それがいいよって思った。
僕らは、そろそろ諦めていかなくちゃいけないな。

私の事を描いてください。夢見る朝に、せかされている。
夢でさえ、ほら。

私の事は忘れてください。夢見る朝は、寂しげに。
ごめんね。やっぱり、それがいいよって思った。
僕らは、そろそろ置き去っていかなくちゃいけないな。

About me ( 2014 / 05 / 07 )

泣いてるの？興味はないさ。劣等感？興味はないさ。
聞いてるの？興味はないさ。もういいよ。興味はないさ。
適当にやるのも悪くないとか、自分を騙すのは悪くないのかい？
だって、そう責めるのは自分さ。

僕なんて、知らない素振り。僕なんて、行ったり来たり。
僕なんて、いっぱいいっぱい。もういいよ。今日は終わりさ。
適当にやるのも悪くないとか、自分を騙すのは悪くないのかい？
白けた振りしてつまらないとか、自分を騙すのは悪くないのかい？
だって、そう責めるのも、そう壊すのも、そう騙すのも、そう決めるのも、自分さ。

T.t.r.e ( 2014 / 02 / 17 )

映画の中は夏だっていうのに、僕らがいるのは冷たい冬さ。
決まって白い息を吐き出す。雨の中を歩いたのは昨日なのか、どうだったんだ？
あの列車はどこからどこまで行くのか。あの日の風景を切り取って駆け抜ける。
決まって白い息を吐き出す。僕はとても馬鹿な事に胸を焦がす、それでいいよ。
どこだってきっと行けるさ。どこまでもきっと行けるさ。
決まって白い息を吐き出す。雨の中を歩いたのは昨日なのか、どうだったんだ？
変わってしまうけれど、それまで僕はとても馬鹿な事に胸を焦がすのさ。
いつも、映画の中は夏だっていうのに！

ngs.tgg@gmail.com

[イロハのイ vol.27] 2014/09/19(fri) @ 大塚MEETS

[うたをうたおう Vol.15] 2014/09/24(wed) @ 大塚MEETS